間崎俊介先生の新作発売
今回紹介する作品は、10/25に「Waffle」から発売された「恋愛弱者な幼馴染少女と恋愛強者な彼女」になります。作品の概要としては、「幼馴染」と「彼女」との三角関係を描いた作品です。「幼馴染」は、「恋愛弱者」と表現され、主人公への恋慕を抱きながらも、主人公が彼女を作るまで、その気持ちを内に秘めていました。物語は、主人公が彼女を作ったことをきっかけに、「恋愛弱者な幼馴染少女」が、主人公の「恋」に「本気」になるお話となっています。
この前提を考えると、主人公の「彼女」は、寝取られ被害者の構図となり、とても危機感を抱きます。相手は、主人公と長年連れ添った「幼馴染」であり、「友情」が「恋」に発展したら勝ち目はありません。そこで、「幼馴染」を敵視し、「主人公」を取られないように必死になります。つまり、プレイヤーは、二人の女性から求められる「ハーレム」の様相を呈しています。
恋愛弱者、恋愛強者は誰か?
タイトルが発表された当初は、「幼馴染可哀そう、頑張れ!」と思っていたのですが、PVが公開されると、「彼女可哀そう、頑張れ!」とまったく異なる印象を受けます。「幼馴染」という圧倒的なポテンシャルを引っ提げ、主人公の「急所を狙う泥棒猫」。そして、ゲームデザインとして、「幼馴染」の誘惑に負けると、「幼馴染END」となります。つまり、主人公の選択肢一つで、自分を愛した「彼女」を裏切る「背徳的な行為」を強制させるストーリー。しかしながら、「幼馴染」とのエッチを見たいプレイヤーは当然いるわけで……。やはり、間崎俊介先生のシナリオは一癖も二癖もあります。
感想としては、ミドルプライスなボリューム
値段相応のCGボリュームということもあり、上記以上の「奇をてらった」展開はありません。魅力としては、弱者と表現された「幼馴染」が、どこまで残酷に「主人公」と「彼女」の関係を崩壊させるのか?そこに尽きると思います。興味がありましたら、ぜひ!