探しても探せない「インモラル」エロゲたち

 本記事では、私の独断と偏見に基づいた、「退廃/背徳/インモラル」なエロゲを紹介していきます。抜けるエロゲを求める方々への参考になれば幸いです。なお、作品紹介順に、特に意味はありません。

「初めての彼女 破格版」(WAFFLE)

 「初恋の女の子で、初めて愛し合った女性は、風俗嬢だった」。女子大生の「風俗堕ち」を描いた、「WAFFLE」様のエロゲになります。かなり昔の作品ですが、元々商業エロゲのフルプライス版として発売された作品であり、原画「サブロー」のエロティックなタッチを、「フルボイス」で楽しめます。現在は、「破格版」という「お勤め価格」で提供され、半額セールも頻繁に実施中。通常の4分の1で買えます。

綺麗なままではいらない「風俗の世界」

 母子家庭で育ち、その母親も病気。貧困に喘ぐ中でも、主人公や友達と一緒に「大学」へ通いたい。ヒロインのささやかな幸せには、「風俗嬢」としての「大金」が必要でした。一方で、高校時代からヒロインへ片思いをしいていた主人公。大学入学を機に、彼女への未練を断つために、「風俗での童貞卒業」を決めるのですが、その相手が、その初恋の女性だったのです。そんな運命的な出会いをした二人は、恋人関係になる。しかし、汚れた「風俗常連客」によって、ヒロインが汚されていくのです。当初、体は汚れても、心は「彼のため」と操を立てたい彼女ですが、お金はどんどん必要になってしまう。お店の給料だけでなく、常連客との「売春」に手を出す中で、「自分がもう普通の女の子ではいられない」現実を目の当たりにするのです。

救いはない、全て「BAD END」

 さまざまなルートがありますが、全て「BAD END」。そのきっかけは、「彼女の母親」だったのです。母子家庭の中、自分のために一生懸命働いた「母親」。しかし、自分が「風俗嬢」で働いていることを、「常連客」に暴露され、尊敬していた「母親」に軽蔑された時、彼女の「何かが」壊れてしまったのです。最初は、「同級生と同じ世界にいたい」と思っていた彼女。苦労しても、その「幸せ」を手に入れたいと思った彼女。その「夢」を、母親に否定されたと感じてしまった彼女は、それまで溜まっていた「苦しみ」を、母親にぶつけてしまうのです。「自分が風俗で働いているのは、お母さんのせい」だと。この出来事を機に、自暴自棄になった彼女は、同僚の「風俗嬢」にハメられたことも重なり、「淫乱ビッチ」へと堕ちてしまうのです。

「援交ガールズコレクション2 〜オヤジの冬は温泉旅館でぬぷぬぷ編〜」 (α-MODEL)

 「援助交際」する少女たちを描いた作品。ナンバリング「2」となっていますが、前作との繋がりはありません。絵柄の良さから、本作を一発目にプレイしても問題ありません。「援交ガールズコレクション」の特徴は、「援助交際」という「インモラル」関係を、「肯定的」に描いている点です。「援助交際を楽しむ」。その価値観を、「男女双方」が共有しているところが、とてもインモラルです。舞台は、温泉が有名な雪国。遠方だからこそ、「後腐れない」セックスを堪能する。おじさんは、「若い女の子を抱ける」。女の子たちは、「大金を貰える・セックスを楽しめる」。それでいいのではないでしょうか?

「円光おじさん、ありがとSEX」

 「援助交際」自体、インモラルな肉体関係であることは事実です。しかし、お互いの「合意」があれば、何も問題ない。むしろ、お互い「助かる」という「Win-Win」なストーリーが、プレイヤーの倫理観を揺さぶるのです。例えば、彼氏持ちの「南」ちゃんは、受験を控えた「先輩」へのプレゼントのために、「援助交際」をしてしまう。プレゼントは高級楽器。「援助交際」の数回分だ。しかし、主人公のおじさんは、それを「援助交際」の報酬とは別に、無償で提供するのです。なぜなら、「援助交際」してくれる彼女に感謝してくれているから。その心意気に、「南」ちゃんも精一杯「援助交際」で答えるのです。お金だけの関係の「援助交際」に、ヒロインたちとの「暖かな触れ合い」が描かれるのが、とても面白かったです。

おじさんは、「ただ若い女の子が大好き」。それは、「セックスをしてくれる・してくれない」に関わらず。そんなおじさんの優しい気遣いに、「しょうがない、エッチしてあげるか」と、善意で抱かれる女の子たちの構図が、最高にインモラルです。また、CG作品として、かなり生々しい「断面図」を取り入れ演出出は、実用度MAXです。

「妖夢員:The Nightmaretaker 〜悪魔に憑かれた男〜」(私立さくらんぼ乳学校)

 「睡眠姦」をテーマに、名門女子高に潜入しやりたい放題な「用務員」のお話。タイトル「妖夢員」とあるように、ただの「清掃員」ではありません。独身孤独おじさんの「女子高生への劣情」は凄まじく、彼は、「悪魔」に魅入られることになります。さまざまな悪魔の契約によって、人知を超えた能力を手に入れた彼は、その力を、変態的なプレイに使うのです。最初は、眠った女子高生に気付かれない「痴漢」プレイから、どんなことをしても気付かれない能力によって、「睡眠姦」へと発展。意識のない少女たちを犯しまくり。もちろん、意識のある状態でのレイプも可能。最後は、「記憶を消して」、スッキリ退散!

リアリティを追求した「AEアニメーション」は壮観

 ゲームジャンルとして「睡眠姦」以外にも、「スカトロ(浣腸)」要素が若干あり、個人的に毛嫌いする部分もあります。ある意味、「変態のさらなる先」へ突き進んだシミュレーションゲームですが、その「アニメーション」の完成度の高さは、筆舌に尽くしがたいです。「おさわり睡眠姦シミュレータ」と題して、熟れた少女の肉感を余すことなく再現しています。「アニメーション」のレパートリーも豊富であり、いろいろな体位やプレイを楽しめるのです。その幅広さの弊害として、さきほどの「スカトロ(浣腸)」要素があるならば、致し方なし。

最終目標は、少女たちを「孕ませる」こと

 「コンプ必要時間28時間以上」のボリュームは伊達ではなく、「おさわり」から始まった「睡眠姦」のゴールは、なんと「少女への種付け」となっています。最初は、学校で寝る「少女のプロフィール」を調べるところから始まり、「睡眠姦」による「新たなプレイ」を開拓しながら、さまざまな「悪魔」との契約に奔走するのです。そして、眠った少女たちを無理やり起こして、その反応を楽しむ「狂気的」な交尾を楽しんだ主人公に残るのは、「この世への未練」。物語冒頭で語られる「少女への狂気的な恋慕」は、子孫を残せず死んでしまう「己の人生」を悔いたため。その未練を払拭するために選ぶ手段が、最低最悪の「女子校生への孕ませ」なのですから、誰が「悪魔」か分かったものではありません。デモムービーを見て頂ければ、このエロゲの「背徳感」をいち早く理解できると思います。興味がありましたら、ぜひ!

「優等生倉科むつみ ~ハメ撮り膣射し動画~」(エアリーソックス)

 本作は、サークル「エアリーソックス」様の「ADVゲーム」になります。サークル「エアリーソックス」様は、漫画・CG作品をメインに活動されているサークル様で、本作のような「ADVゲーム」は、とっても珍しいです。ゲームらしい「ボイスやアニメ」だからこそ演出できる「ハメ撮り」をテーマに、実際の「AV」を見ているような体験を得ることが出来ます。しかもその「AV」は、デモムービーと「リンク」した女子高生の「ハメ撮り」であり、デモムービーさえも「作品の一部」として演出されている点がとても素晴らしいです。

チャットで噂される「クラスメイトのハメ撮り動画」

 それは、この学校の制服を着て犯される「素人系の流出動画」だったのです。映像は、悪戯に分割された「チャプター」毎に流布されたことが、デモムービーで語られているのです。ゲーム本編では、分割された「ある生徒のエロ動画」を集めながら、素人動画の「全貌」を見ていくストーリーとなっています。その「ある生徒」とは、エロと無縁の優等生「倉科むつみ」さん。クラスメイトの前でも、ハキハキの朗読する「生真面目」な女子生徒だった彼女が何故?

お金に困った友人を救うために「パパ活」に参加

 お人好しも度が過ぎると困りものですが、だからこその「優等生」なのかもしれません。しかし本作では、その「生真面目さ」が仇となるのです。「会うだけでお金をくれる」謡い文句にまんまと引っかかり、そのまま犯されて「ハメ撮り」の餌食に。シチュエーションが最高にインモラルな作品でした。

「円交少女 〜陸上部ゆっきーの場合〜」(Frill)

 活動再会で注目を集める「Frill」様ですが、その代表作が「円交少女 〜陸上部ゆっきーの場合〜」になります。「円交少女」は、シリーズものであり、次回作は「JKアイドル」という甘美な響き。ですが、個人的にお勧めしたいのが、第1弾の「陸上部ゆっきー」がヒロインの本作。文字通り「援助交際」を重ねる「少女」の「退廃的な日常」を描いた作品です。陸上部のホープとして輝いてた彼女が、何故「援助交際」をしてしまうのか?それは、ある級友「真子」さんとの出会いから始まるのです。

ホストの売掛金を返済するために「パパ活」に参加

 陸上部で活躍していたヒロイン「悠希」さん。しかし、突然の怪我により、彼女の青春は終わりを告げるのです。幸い、後遺症になるほどではなかったのですが、大会出場を断念せざるを得ない状況に。渋谷で気晴らしすることになった彼女は、前の学校で友達だった「真子」さんに出会うのです。当時よりも、派手な見た目をした「ギャル」になっていた彼女は、ホストにドハマりし、その返済のために、「援助交際」をしていたのです。しかし「ヤリマンビッチ」の「真子」さんに、大金を払う「お客」はいません。初心で「処女」なら「大金」を払う「お客」を前に、エロ無縁の「陸上女子」が名乗りを上げるのです。

悪いお客の餌食になり、開発されてしまう

 友達のために、「援助交際」をしたヒロイン「悠希」さん。しかし、手癖の悪い客だったようで、その最初の「円光」を脅しに、何度もエッチな要求をされてしまう。何度も開発をされてしまった彼女は、陸上から離れて空いた「心の隙間」を、性的な人間との関係で満たすことになるのです。最終的に、級友「真子」さんが、まさかの●●だったエンディングの演出も良かったです。

興味がありましたらぜひ!

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